ニッケル水素のガス抜き構造

電池の中には電解液が封入されており、充放電の時に内部ガス(気体)が発生します。
勿論通常の充放電では、このガスは電池の外には殆ど放出 されることはありません。
しかしながら、過放電状態での強制放電や継続した過充電、
さらには急激な温度上昇となる大電流放電やショートなどが加わるとガスが異常に発生、
電池内部で吸収しきれなくなります。
そのような異常が電池に加わった場合に異常圧力による破壊を防止するための
安全弁(ガス抜き排出弁)が設けられています。
その安全弁が動作するときにガスの放出と同時に電解液が漏れ出る場合が有り、
これが液漏れ現象として現れます。

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